~沢田サタ・倉島くらら写真二人展~

~沢田サタ・倉島くらら写真二人展~

~沢田サタ・倉島くらら写真二人展~
戦後(1981・1989)のベトナムを訪ねて。
2011年3月・11日 ヒマラヤ

ピューリッツアー賞に輝き、34歳の時にカンボジアで銃弾に撃たれて亡くなった青森市出身の沢田教一氏(1936~1970年)の妻サタさん(92)-弘前市出身は、卒寿で初の個展を開催し、今回2回目の個展です。定常的に沢田教一の妻として、世界的に影響のある写真展を開催しています。現在は、トークショーやTV等で現在も活躍しています。

サタさんは、ベトナムの戦後を写真に収め、撮影写真は、長い間箱の中にしまっていました。公の場で発表になったのは、2016年青森市のアコールで開催され、今回は倉島くららと二人展で開催します。倉島くららとは、サタさんとベトナムに行ったり、京都市でトークショーをしたりし、心許せる写真仲間です。14-54の後押しもありそこで今回、二人展を開催という事になりました。写真展の共通は子ども達の笑顔とベトナムとネパールの日常生活の様子です。 倉島くららは、2011年3月11日あの日、ヒマラヤ(ネパール)の麓に滞在していました。東北の大震災が襲った午後2時46分、トレッキングの合間に大陸の(バンゲア)をカメラ撮影していました。自分のアルバムに留まるはずだった写真ですが、心が荒み、3年の時を経てアコールでの写真展の開催になりました。あの日からそれぞれの行動から時がとまった人もおり、多くの時間が経過し、一歩ずつ進み続けて毎日一歩一歩・・・・。

だから毎日を大切にそして現実の出来事を伝え続けて生きていきたい。と。今回は、サタさんと二人展です。サタさんのカメラは実際に教一さんが使用されたドイツ製のライカで撮影されております。恐縮ながら、私と写真展を開催してくださる事を嬉しく思います。

カメラの視点やカメラに対する想いも強く、伝え続ける事の大切さも御一緒できればと思っております。

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