開催御礼!永田康祐《Feasting Wild》

7月と11月で計4週にわたりアーティスト永田康祐さんの《Feasting Wild》が14-54で開催されました。
開催御礼!永田康祐《Feasting Wild》

7月と11月で計4週にわたりアーティスト永田康祐さんの《Feasting Wild》が14-54で開催されました。十和田市現代美術館の企画展「野良になる」(4月13日- 11月17日)の関連企画で、永田さんが、青森で行った養殖・品種改良に関するリサーチをもとに考案したコース料理を作品として発表。6回の開催にのべ48人が参加し、季節に合わせた8皿程度の料理とドリンクを味わいました。開催の様子を写真でご紹介します。



本企画は、2023年秋より永田さんと十和田市現代美術館の学芸員の外山有茉さんから14-54側にご提案いただきました。約1年にわたるプロジェクトで、永田さんと外山さんには、何度も14-54に足をお運びいただき準備を進めてくださいました。

拠点・起点・接点の3つの役割掲げる14-54を会場として、本企画を開催できたことは14-54としてとても嬉しい出来事になりました。ありがとうございます。



永田さんよりコメント


永田さんプロフィール

1990年愛知県生まれ、神奈川県を拠点に活動。自己と他者、自然と文化、身体と環境といった近代的な思考を支える二項対立、またそこに潜む曖昧さに関心をもち、写真や映像、インスタレーションなどを制作している。近年は、食文化におけるナショナル・アイデンティティの形成や、食事作法における身体技法や権力関係、食料生産における動植物の生の管理といった問題についてビデオエッセイやコース料理形式のパフォーマンスを発表している。主な個展に「イート」(gallery αM、東京、2020)、グループ展に「見るは触れる 日本の新進作家 vol. 19」(東京都写真美術館、2022)、あいちトリエンナーレ(愛知県美術館、2019)など。